「自社の日本製品を、伸びているベトナム市場で売りたい」——日本のメーカー・ブランド・取扱商社から、化粧品・サプリ・食品・ベビー用品・ペット用品まで、さまざまなご相談が届きます。ところがネット上の情報は「市場が有望」という話、「公示(công bố)が必要」という規制の話、「販路はEC」という話がバラバラに散らばっていて、全体像をつかみにくいのが実情です。この記事は、ホーチミン拠点の日系商社の視点で、日本製品をベトナムで販売するための全体像を整理する“ハブ(柱)”です。まず全カテゴリ共通の前提を押さえ、そのうえで化粧品・サプリ・食品・ベビー用品・ペット用品の各カテゴリの要点を示し、詳しくは各詳細記事へご案内します。なお制度・数値は変わり得るため、断定は避け、誠実に解説します。

💬 「まず全体像と進め方だけ知りたい」段階でも大丈夫です。 日本製品のベトナム販売のご相談は無料です。お問合せフォーム、またはLINEからどうぞ。

なぜいまベトナムで日本製品が売れるのか

「日本品質・安全」への信頼、中間層の拡大・都市化、EC/ライブコマースの伸びという複数の要因が重なり、日本製品にとって構造的な追い風が続いているとされます。これは一過性のブームではなく、互いに絡み合って市場を押し上げている点が特徴です。

経済成長に伴い、ホーチミン・ハノイなど都市部を中心に、品質や安全にお金を使える中間層が増えています。そのなかで日本ブランドは「高品質・安全・安心」というイメージで評価されやすく、輸入プレミアム層の受け皿があります。さらにShopee・Lazadaに加えてTikTok Shopやライブコマースが急速に伸び、リアル店舗の棚を持たない中小ブランドでも立ち上げやすくなりました。ただし市場規模・成長率・倍率といった数値は、調査会社・定義・時点によって幅があるため、本記事では具体的な数値の断定は避けます(データは変動し得ます)。「市場が伸びている」ことと「自社製品が売れる」ことは別の話で、その間には次に述べる“共通の前提”があります。

売る前に必ず押さえる「共通の前提」(最重要・全カテゴリ共通)

ベトナムで商業的に製品を販売するには、カテゴリを問わず原則として「正規輸入+製品公示/登録(công bố)+通関」と、その主体となる「輸入者(現地法人または代理店)」が必要です。市場が魅力的でも、この入口を越えなければ製品は小売の棚にもECにも継続的には並びません。

ここで混同しやすいのが、「越境ECやSNSで個人的に売る」ことと、「B2Bで小売の棚や主要ECに継続供給する」ことの違いです。前者は小規模・短期には成立しても、本格的なリアル配荷や規模化、レビューや在庫を積み上げた継続販売には向きません。後者を目指すなら、正規輸入と公示を備えた“正面の入口”を通る必要があります。そして公示や輸入許可の届出主体になれるのは、ベトナム国内の輸入者です。自社で現地法人を持たない場合は、輸入者を兼ねる代理店・販売代行に委ねる形が現実的になります。公示・輸入の基本的な流れはベトナムの製品登録(công bố)入門で整理しています。なお、ここから先はカテゴリによって規制の所管官庁や要件が変わるため、自社製品がどのカテゴリに当たるかの見極めが出発点になります。制度・運用は変わり得るため、最新の要件は所管当局・JETRO・専門家に必ずご確認ください。

💬 「うちの製品は何の手続きが要る?」の切り分けからご相談ください。 Sunshoは現地総代理店・販売代行として、輸入者の立場から公示・通関・配荷までを日本語ワンストップで担います。

カテゴリ別の要点(詳しくは各ガイドへ)

共通の前提は同じでも、化粧品・サプリ・食品・ベビー用品・ペット用品では所管官庁・公示の重さ・必要書類が異なるため、カテゴリごとに勘所を押さえる必要があります。ここでは結論だけを短く示し、詳細は各カテゴリの専用ガイドへご案内します。

いずれも「公示すれば終わり」ではなく、その後の配荷・運用までを見据えた体制が必要です。各要件の細部は変わり得るため、必ず各詳細記事と最新の公的情報を併せてご確認ください。

主な販売チャネル(MT・ドラッグ/H&B・専門店・EC)

日本製品はモダントレード、ドラッグストア/H&Bチェーン、専門店、EC(Shopee・Lazada・TikTok Shop)の大きく4系統で売られており、製品特性に合う組み合わせを設計することが重要です。チャネルごとに客層・価格帯・商習慣・必要書類・運用負荷が異なります。

  • モダントレード(MT):スーパー・コンビニ、百貨店やモールのテナントなど。ブランドイメージを訴求しやすい一方、出店・棚取り(リスティング)のハードルがあります。
  • ドラッグストア/H&B:Guardian・Watsons・Hasakiといった専門チェーンが、化粧品・健康関連のリアル販売の主力です。
  • 専門店・その他:ベビー用品店・ペットショップ・食品専門店など。地方や低価格帯では個人商店などのトラディショナルトレード(TT)も存在感があります。
  • EC:Shopee・Lazada・TikTok Shop。レビュー文化・大型セール・ライブコマースが消費行動の軸で、運用(広告・在庫・カスタマー対応)の巧拙が売上を左右します。EC運用の実務はベトナムのEC販売入門も参考になります。

どのチャネルも「出せばすぐ売れる」ものではなく、前述の公示などの前提手続きと、現地での運用体制が前提になります。

参入方法の比較(現地法人/代理店・販売代行/越境EC)

主な選択肢は現地法人設立・代理店/販売代行の活用・越境ECの3つで、コストとスピードのバランスから、スモールスタートには代理店・販売代行が現実的です。どれが正解かは、投下できる資金・人材・想定する販売規模によって変わります。

  • 現地法人設立:自社で輸入者・販売主体を持つため、コントロールは最も強くなります。ただし設立・運営コスト、人材確保、立ち上げまでの時間という負荷が大きく、初期段階では重い選択です。
  • 代理店・販売代行の活用:現地パートナーが輸入者・配荷・販促を担うため、自社で法人や物流を構えずに参入できます。コストとスピードのバランスが良く、スモールスタートに現実的です。代理店の選び方はベトナムの販売代理店・総代理店の選び方で整理しています。
  • 越境EC:一部商品を国境を越えて販売する方法。立ち上げは速い一方、本格的なリアル配荷や規模化には限界があり、規制適合も別途確認が必要です。

まずスモールスタートで市場の手応えを確かめ、伸びてきたら体制を厚くする——という段階的な進め方が、リスクを抑えやすい現実解です。

「探す」より「任せる」— Sunshoが総代理店・販売代行として動く

Sunshoは代理店を“紹介”するのではなく、自社が現地総代理店・販売代行として、輸入・公示から配荷・販促・レポートまでを日本語で一気通貫に担います。「信頼できる現地パートナーを探す」工程そのものを省けるのが、現地に根ざす日系商社に任せる最大のメリットです。

具体的には、正規輸入・製品公示(công bố)・通関といった市場参入の実務から、MT・ドラッグ/H&B・専門店・EC(Shopee・Lazada・TikTok Shop)への配荷、バイヤーとの商談やKOC施策などの販促、そして売上・在庫・実売(セルアウト)状況の日本語での定期レポートまでを引き受けます。化粧品・サプリ・食品はSunshoの得意分野で、ベビー用品・ペット用品も製品特性に応じて対応します。会社の体制や実績は会社案内もご覧ください。「現地に根ざす」×「日本語ワンストップ」×「カテゴリ横断」が強みです。なお、独占権の範囲・最低購入数量・マージン・決済条件などの具体的な条件は、製品カテゴリや数量によって変わるため、個別にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 日本製品をベトナムで売るのに、カテゴリを問わず共通して必要なことは何ですか? A. 原則として「正規輸入+製品公示/登録(công bố)+通関」と、その届出・輸入の主体となる「輸入者(現地法人または代理店)」が必要です。これは化粧品・サプリ・食品・ベビー用品・ペット用品に共通する“入口”で、ここを越えないと小売の棚や主要ECに継続供給できません。制度・運用は変わり得るため、最新は所管当局・JETRO・専門家にご確認ください。

Q2. 越境ECやSNSで個人的に売るのと、何が違うのですか? A. 越境EC・SNSでの個人販売は小規模・短期には成立し得ますが、本格的なリアル配荷や規模化、在庫・レビューを積み上げた継続販売には向きません。B2Bで小売の棚や主要ECに継続供給するには、正規輸入と公示を備えた正面の入口を通る必要があり、別物として設計するのが安全です。

Q3. カテゴリによって手続きは違いますか? A. はい。共通の前提は同じでも、所管官庁や公示の重さ、必要書類が異なります。化粧品は化粧品公示・PIF・ラベル、サプリは登録公示・CFS、食品は3省庁・施設登録・栄養表示、ベビー用品は中身で規制が分かれ粉ミルクは特に厳格、ペット用品は動物検疫が関わります。詳細は各カテゴリのガイド記事をご確認ください。

Q4. 現地法人がなくても日本製品を販売できますか? A. はい。自社で現地法人や物流を構えなくても、Sunshoが現地総代理店・販売代行として動くことで、輸入・公示・配荷・販促・レポートまでを日本語で一気通貫に進められます。「パートナーを探す・法人を構える」工程を省いて、市場参入の実務に進めます。

Q5. どのカテゴリが得意で、相談はどう進めますか? A. 化粧品・サプリ・食品が中心で、ベビー用品・ペット用品も対応します。まずは「自社製品がどのカテゴリ・規制に当たるか」の切り分けからご相談いただくのが効率的です。無料のお問合せから、製品情報をもとに必要手続き・販路・進め方をご提案します。

まとめ

日本製品のベトナム市場は、「日本品質・安全」への信頼・中間層の拡大・EC/ライブコマースの伸びという追い風が重なる有望市場です。ただし「市場が伸びている」ことと「自社製品が売れる」ことの間には、カテゴリを問わず共通する「正規輸入+公示(công bố)+通関+輸入者」という入口があり、そのうえで化粧品・サプリ・食品・ベビー用品・ペット用品それぞれの規制の違いを押さえる必要があります。販路はMT・ドラッグ/H&B・専門店・ECを組み合わせ、参入方法はコストとスピードのバランスから、スモールスタートには代理店・販売代行が現実的です。なお、制度・公示・関税・市場規模は変わり得るため、最新は所管当局・JETRO・専門家にご確認ください。

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