| 成分 | 研究されてきた内容 | 研究の現状 | よく使われる剤形 |
|---|---|---|---|
| クロセチン | 画面作業の後のピント調節、目の疲労感、睡眠の質 | 日本の小規模なクロスオーバー試験で一部の指標に差。原料企業の資金による試験が中心 | ソフトカプセル、ハードカプセル、錠剤 |
| ビルベリー | 画面作業の後の目の疲労感、ピント調節 | 日本の小規模な試験で一部の指標に差。企業資金の試験が中心で再現は少ない | ハードカプセル、錠剤、ソフトカプセル |
| マキベリー | 画面作業をする人の涙の量、目の疲労感 | 小規模な試験で涙の量などに差。原料企業の試験が中心で、根拠の確実性は低め | ハードカプセル、錠剤 |
| ルテイン・ゼアキサンチン | 黄斑色素の量、コントラスト感度、まぶしさからの回復 | 黄斑色素は量に応じて増えるとのメタ解析あり。見る機能のデータはまだ限られる | ソフトカプセル、ハードカプセル、錠剤 |
目の分野では、複数の成分を組み合わせた試験が少なくありません。配合を決めるときは、根拠にする試験と同じ成分・同じ量になっているかを確かめます。
目の主な成分と研究の現状
成分ごとに、研究されてきた内容・研究の現状・よく使われる剤形を比べられます。 試験の人数や対象者、限界は、各成分のガイドに出典付きで記載しています。
「研究されてきた内容」は健康な状態での研究の対象を示すもので、製品が病気を予防・治療することを示すものではありません。
配合例
よくある商品の形ごとに、組み合わせの考え方と注意点をまとめました。 実際の配合は、販売方法と表示の方針を伺ってから工場と決めます。
目のソフトカプセル
ルテイン・ゼアキサンチン+ビルベリーエキス
どちらもミリグラム単位で使い、1日1〜2粒に収まります。油に溶けるルテインは、ソフトカプセルにすると光と酸素から守れます。
注意点:機能性表示食品にするなら、関与成分ごとに根拠と量を合わせます。組み合わせたときの安全性も確認が必要です。
ピント調節を意識した設計
ルテイン・ゼアキサンチン+アスタキサンチン
アスタキサンチンは目のピント調節機能に関する表示でも機能性表示食品に使われている成分で、ルテインと同じく油に溶けるため一緒にソフトカプセルにできます。
注意点:カロテノイドは光と酸素に弱いため、PTP包装やアルミ袋など遮光できる包装にします。
機能性表示食品と広告の注意点
目の成分は「ピント調節機能をサポートする」「目の疲労感を緩和する」「光の刺激から目を保護する」などの趣旨で機能性表示食品に使われていますが、目の病気への効果は表示できません。
- ルテインでは黄斑色素量、ビルベリーではピント調節機能、マキベリーでは目の潤いなど、成分ごとに届け出られている趣旨が違います。成分ガイドで確認してください。
- 「視力が回復する」「目の病気を防ぐ」などは、医薬品的な効能効果として扱われるおそれがあります。
- いわゆる健康食品として売る場合は、目への効果をうたえません。
- サプリメント形状の機能性表示食品は、2026年9月1日からGMPに基づく製造管理が届出者の義務です。
成分ごとに届け出られている表示の趣旨や、日本での扱いは異なります。配合を決める前に、上の表から各成分のガイドをご確認ください。
あわせて読みたい製造・制度のガイド
よくある質問
目のサプリはなぜソフトカプセルが多いのですか?
ルテイン・ゼアキサンチン・アスタキサンチンは油に溶ける成分で、光や酸素で分解されやすいためです。ソフトカプセルは成分を油に溶かして閉じ込め、空気から守れます。
ルテインとビルベリーを一緒に配合できますか?
はい、よくある組み合わせです。機能性表示食品として届け出る場合は、それぞれの成分について根拠となる研究と同じ量を配合し、組み合わせたときの安全性も確認します。
目のサプリで「視力が良くなる」と書けますか?
書けません。視力の回復や目の病気の予防は医薬品的な効能効果にあたるおそれがあります。機能性表示食品でも、届け出た根拠の範囲の表示に限られます。
目のサプリの包装で気をつけることは?
カロテノイドは光と酸素に弱いため、遮光と酸素対策が大切です。PTP包装、アルミ袋、遮光ボトルなどから、販売方法と賞味期限に合わせて選びます。
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