| 成分 | 研究されてきた内容 | 研究の現状 | よく使われる剤形 |
|---|---|---|---|
| GABA | 一時的なストレス、睡眠の質 | 海外の系統的レビューでは、ストレスは限定的、睡眠はごく限定的 | 錠剤、菓子、飲料 |
| L-テアニン | 一時的なストレス、睡眠の質(起床時の疲労感や眠気) | 主観的な睡眠の評価で小さな効果。単独成分での研究はまだ少ない | 錠剤、カプセル、飲料、顆粒 |
| オルニチン | 睡眠の質、一時的な疲労感、運動後の疲労感 | 日本の小規模な試験が中心で、根拠は限定的。企業の資金提供の試験を含む | ハードカプセル、錠剤、顆粒スティック |
| グリシン | 睡眠の質、起床時の爽快感、翌日の眠気や疲労感 | 就寝前3gの小規模な日本の試験が中心で、原料メーカーの関与も多い | 顆粒スティック、粉末、飲料 |
睡眠の分野で特に気をつけたいのは、海外で人気の成分の中に、日本では食品に使えないものがあることです。配合を決める前に、すべての成分が食品として使えるかを確認します。
リラックス・睡眠の主な成分と研究の現状
成分ごとに、研究されてきた内容・研究の現状・よく使われる剤形を比べられます。 試験の人数や対象者、限界は、各成分のガイドに出典付きで記載しています。
「研究されてきた内容」は健康な状態での研究の対象を示すもので、製品が病気を予防・治療することを示すものではありません。
配合例
よくある商品の形ごとに、組み合わせの考え方と注意点をまとめました。 実際の配合は、販売方法と表示の方針を伺ってから工場と決めます。
就寝前の小粒タブレット
GABA または L-テアニン
どちらもミリグラム単位で使い、熱や湿気に比較的強いため、錠剤・タブレット・飲料のどれにもできます。
注意点:機能性表示食品にするなら、届け出た根拠と同じ量にそろえます。
睡眠の質を意識した粉末スティック
グリシン
グリシンは1日にグラム単位で使うため、粉末スティックが向いています。ほのかな甘みがあり、味の調整がしやすい成分です。
注意点:粒にすると数が多くなります。剤形と1日量を最初に決めます。
機能性表示食品と広告の注意点
リラックス・睡眠の成分は「睡眠の質の向上」「一時的なストレスをやわらげる」などの趣旨で機能性表示食品に使われていますが、不眠の治療をうたうことはできません。
- 海外の睡眠サプリでよく使われるメラトニンは、日本では医薬品の成分として扱われ、食品には使えません。ハーブ類にも食品に使えないものがあります。
- 「不眠に効く」「睡眠薬の代わりに」などは、医薬品的な効能効果として扱われるおそれがあります。
- いわゆる健康食品として売る場合は、睡眠やストレスへの効果をうたえません。
- サプリメント形状の機能性表示食品は、2026年9月1日からGMPに基づく製造管理が届出者の義務です。
成分ごとに届け出られている表示の趣旨や、日本での扱いは異なります。配合を決める前に、上の表から各成分のガイドをご確認ください。
あわせて読みたい製造・制度のガイド
よくある質問
メラトニン入りのサプリを日本で作れますか?
作れません。メラトニンは日本では医薬品の成分として扱われ、食品に配合すると医薬品と判断されます。Sunshoでは、食品に使える成分での配合をご提案します。
睡眠サプリで研究がある成分は?
グリシン、L-テアニン、GABAなどで、睡眠の質や起床時の感覚に関するヒト試験があります。試験の人数は小さいものが多く、各成分ガイドで限界も含めて記載しています。
「ぐっすり眠れる」と広告できますか?
いわゆる健康食品では、睡眠への効果をうたう広告はできません。機能性表示食品として届け出た場合は、届け出た趣旨の範囲で表示できます。
海外の睡眠サプリと同じ配合で作れますか?
成分によります。海外では食品でも、日本では医薬品の成分として扱われるものがあります。配合表をいただければ、成分ごとに食品として使えるかを確認します。
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